(健・賢・研) 広場 (中津川地区公民館との交流活動) |
5月8日(月)の「わくわく3KEN広場」は中津川地公民館との交流活動を行いました。連休明けのこの日は雨模様で肌寒い一日でしたが、公民館に着いて畳の部屋に通していただくと中は暖房がついていて、その上お茶やおやつも用意していただき、とても温かく迎えていただきました。 初めに公民館長さんから、5月の連休には白川ダム公園を中心に中津川がものすごい車でにぎわったこと、昨年の12月には大雪に伴う倒木が原因で長時間停電になったことなどを紹介していただきながら、中津川地区のことをたくさん学んでいってほしいという旨のご挨拶をいただきました。 続いて、地域活動推進員の方から、「中津川と地区公民館の事業」と題して、中津川地区が取り組んでいる様々な活動について紹介していただきました。 はじめに、中津川地区の概要について説明していただきました。地図で見ると飯豊町の約半分の面積が中津川地区になります。その内山林は9割近くを占め、人口は216人で戸数は97戸だそうです。 次に水仙ロードについて教えていただきました。昭和56年のダム建設に伴い、当時の中津川にあった家の凡そ3分の1にあたる139戸がダムの底に沈むことになりました。ダムの底になる地域や家の周りにきれいに咲いていた水仙を、当時の婦人学級の人たちが生活の営みがあった証として県道沿いに移植したことが始まりなのだそうです。やがて地域全体で手入れ作業が行われるようになり、総延長6キロメートルに及ぶ水仙ロードができたこと、さらには高峰地区や手ノ子地区の人たちも取り組むようになり、国道113号線まで続く取り組みになっていることを教えていただきました。 他にも、中津川地区内の小中学生が参加している「中津川っ子チャレンジクラブ」の取り組みや文化祭、新そば祭り、百歳体操、サイクリングなど中津川ならではのユニークな取り組みについて詳しく紹介していただきました。 お話が終わった後には、公民館の中を案内していただき、非常災害に備えた毛布や食料の備蓄品を見せていただいたり、館内に展示されている地域の方々の作品を紹介していただいたりしました。 たくさんの資料を基に、丁寧な説明をしていただいた中津川地区公民館の皆様に、改めて感謝申し上げます。 |